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50代向け|歩きやすいレディース靴の特徴!おしゃれも機能性も諦めない女性に

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50代はむくみや筋力の低下など足元のお悩みが起こりやすくなる年代です。お出かけに履いていく靴の選び方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
日々を楽しく過ごすためには、快適さとおしゃれを両立できる自分にぴったりな靴選びが重要です。
この記事では、50代女性によく起こる足元のお悩みを踏まえ、歩きやすく足にフィットするおしゃれな靴の選び方を紹介します。

1. 50代女性にみられる下半身の変化

年齢を重ねるとともに、体にはさまざまな変化があらわれます。足先やふくらはぎ、太ももなどの部位に不調が出てくることにより、靴の選び方が変わってきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、50代でみられる代表的な変化について詳しく見ていきます。

  • 1-1|下半身の筋力低下

    年を重ねるにつれて全身の筋肉量が自然と減少していきますが、50代の女性は特に下半身の筋力低下が顕著になるといわれています。
    足の筋肉が落ちると腰や肩などにも不調が出やすくなり、疲れやすい・つまずきやすいといったお悩みを抱える方も増えてきます。
    さらに、閉経による女性ホルモンの減少も影響して骨密度が下がりやすくなるため、骨粗鬆症や骨折のリスクにも注意が必要です。

  • 1-2|足のアーチ機能の低下

    足裏には、歩行時の衝撃を吸収したり、体のバランスをとったりするための「アーチ構造」があります。しかし加齢とともにその機能を支える筋力が弱まり、アーチが崩れやすくなります。
    その結果、偏平足や外反母趾、内反小趾といった足のトラブルが起こりやすくなり、歩くたびに痛みや疲れを感じやすくなることもあります。

    • アーチのある足

      アーチのある
      健康的な足

      扁平足

      アーチのない
      扁平足

    • 外反母趾

      外反母趾

    • 内反小趾

      内反小趾

  • 1-3|血行不良による冷えやむくみ

    血液の巡りが悪くなることも、50代で増える不調の一つです。特に足先が冷えやすくなったり、夕方になると足がむくんだりといった症状に悩む方は少なくありません。
    長時間同じ姿勢で過ごすことが多い立ち仕事やデスクワークでは、こうした症状がより強く出る傾向があります。

  • 1-4|皮膚や爪の変化

    年齢とともに皮膚の水分や皮脂の分泌量も減っていきます。かかとの乾燥やひび割れ、硬くなった角質など、足元のトラブルが増えてくるのもこの年代の特徴です。
    また、爪が厚くなったり変形したりといった変化もあらわれやすくなり、セルフケアに時間がかかるようになってきます。

2. 50代向け|歩きやすい靴の選び方

年齢を重ねるとともに、足元の不安や疲れやすさを感じることが増えてきます。毎日を快適に過ごすためには、おしゃれなだけではなく、足にやさしい靴を選ぶことがとても大切です。
ここでは、歩きやすくて体に負担の少ない靴を選ぶためのポイントをご紹介します。

  • 2-1|かかとのフィット感

    歩行の安定感を保つためには、まずかかとがしっかりとフィットしていることが大切です。
    かかとが浮いてしまうような靴は、足のアーチを崩したり、靴擦れを起こしたりする原因になります。
    試し履きするときは実際に歩いてみて、かかとがズレないか、しっかり固定されているかを確認しましょう。

  • 2-2|甲部分のデザイン

    足の甲にフィットするベルトや靴ひもがついたデザインは、脱げにくく安定感があります。
    甲の部分が緩いと足先に無駄な力が入りやすくなり、疲れの原因にもなります。自分で調整できるデザインであれば、日々の疲れやむくみにも対応できて安心です。

  • 2-3|つま先を圧迫しすぎない

    足の指先は歩くときに大きく動くため、つま先が狭い靴は圧迫感が出やすく、外反母趾や巻き爪の原因になることもあります。特に親指の付け根が痛くなりやすい方はなるべくつま先が広い靴を選ぶとよいでしょう。
    指が自然に動かせるだけの余裕がある靴を選ぶことで、足全体への負担がぐっと軽くなります。

  • 2-4|足裏を支えるインソール

    歩くたびに地面からの衝撃を受け止めてくれるインソールは、靴選びの重要なポイントです。
    クッション性があり、足裏のアーチやかかとをしっかり支えてくれるインソールなら、長時間のお出かけでも安心です。取り外しができるタイプであれば、自分に合ったインソールに交換できるので、より快適に過ごせます。

  • 2-5|靴底の構造

    靴底(ソール)が適度に厚く、足の指の付け根でしなやかに曲がる構造になっているかもチェックしたいポイントです。
    歩くときの「踏み返し」をスムーズにしてくれるため、歩行の自然な流れを妨げません。硬すぎず柔らかすぎず、ちょうどよい反発力のある靴底が理想的です。

3. 50代におすすめのおしゃれレディースシューズ

50代になると、足元の快適さとおしゃれの両立が大切になります。
足に優しい靴の選び方を踏まえたうえで、見た目の美しさにも履き心地にも配慮した“大人の女性”にぴったりのシューズをご紹介します。

  • 3-1|ストラップ付きのパンプス

    歩くたびに足が安定するストラップ付きパンプスは、かかとの浮きやズレを防ぎ、足への負担を軽減してくれます。
    さらに足裏を支えるインソールがついたものなら、長時間の着用でも快適さが持続します。きちんとした場でも活躍する一足です。

  • 3-2|ローヒールのパンプス

    ヒールは3〜5cm程度の安定感のある高さがおすすめです。ローヒールのパンプスは体への負担を減らしつつ、足元をすっきり見せてくれるのがポイントです。ストラップ付きのものを選ぶとさらに安定性が向上するでしょう。
    フォーマルなシーンにも馴染みやすく、普段使いにも対応できる万能アイテムです。

  • 3-3|バレエシューズ

    やわらかく丸みのあるフォルムが特徴のバレエシューズは、足を優しく包み込む履き心地が魅力です。
    中敷きにクッション性があるタイプやストラップ付きのタイプを選べば、さらにフィット感が高まり、より安定した歩行が叶います。

  • 3-4|きれいめスニーカー

    スニーカーでも、レザー調やニット素材などの上品なデザインを選べば、大人の装いにも自然に溶け込みます。
    見た目がカジュアルすぎず、きちんと感を残した一足は、通勤や旅行など幅広いシーンに対応可能です。軽量で歩きやすいタイプなら、日々の外出もより快適になります。

4. 歩きやすく、おしゃれも叶える一足を選ぼう

50代女性にとって、靴は見た目の美しさだけでなく、足への負担を軽減する役割も担っています。かかとのフィット感やインソールの構造、つま先や甲部分の形状などを意識することで、歩きやすさが格段にアップします。
デザインと快適性を両立したアイテムを選び、これからの毎日をもっと快適に、おしゃれに楽しみましょう。