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長時間歩いても痛くない、おすすめフラットシューズの特徴

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歩きやすくて使い勝手のよいフラットシューズは、日常のおしゃれに欠かせないアイテムの一つです。
ただし、自分に合わない一足を選んでしまうと、長時間歩いたときに痛みや疲れを感じてしまうことがあるかもしれません。履きやすさ重視だからこそ、デザインにも機能性もこだわって靴選びをすることが大切です。
この記事では、種類・素材・デザインの選び方や、快適に履けるポイントなどを分かりやすくご紹介します。

1. フラットシューズの選び方 @靴の種類

フラットシューズは、足への負担が少なく歩きやすいだけでなく、デザインの幅広さからコーディネートにも取り入れやすいのが魅力です。
ここでは、代表的な4種類のフラットシューズとそれぞれの特徴をご紹介します。

  • 1-1|ローファー

    ローファーは、フラットシューズの中でも特に汎用性の高い一足です。足の甲を覆う落ち着いたデザインで、ジャケットスタイルやオフィスカジュアルにもよく合います。
    きれいめにまとめたいときは、足首が見えるクロップドパンツやテーパードパンツと合わせると抜け感が出て、こなれた印象になります。カジュアルにもフォーマルにも対応できるバランスの良さが魅力です。

    ローファー
  • 1-2|バレエシューズ

    バレエシューズは、丸みのあるフォルムと浅い履き口が特徴的で、女性らしいやわらかな印象を演出してくれます。
    スカートやデニムなど、幅広いアイテムに合わせやすく、普段使いからきれいめスタイルまで幅広く活躍します。赤やパステルカラーなど、発色の良いカラーを選べばコーディネートのアクセントにもなります。
    軽やかで優しい雰囲気を求める方におすすめのシューズです。

    バレエシューズ
  • 1-3|フラットパンプス

    パンプスの中でもヒールがないものは「フラットパンプス」と呼ばれ、上品さと履きやすさを兼ね備えたアイテムで、ビジネスやフォーマルなシーンでも使いやすいのが利点です。
    甲を覆うデザインでありながら露出があるため、重たくなりすぎず、すっきりとした印象を与えます。トゥの形状によって雰囲気が変わり、ポインテッドトゥならシャープに、スクエアトゥならクラシカルな印象を与えられます。

    フラットパンプス
  • 1-4|サンダル・ミュール

    春夏に活躍するサンダルやミュールは、足元に軽やかさを加えてくれるアイテムです。
    甲部分だけを覆うデザインのものは、ワイドパンツやロングスカートともバランスが取りやすく、抜け感のあるスタイルに仕上がります。
    ただし、足の露出が多いため、フォーマルな場やかしこまった印象が必要なシーンにはやや不向きかもしれません。カジュアルで季節感のあるコーディネートに取り入れるのがおすすめです。

    サンダル

2. フラットシューズの選び方 A素材・形状

フラットシューズは、素材や形状によって見た目の印象や履き心地が大きく変わります。
季節感や足の形に合ったものを選ぶことで、より快適におしゃれを楽しむことができます。

  • 2-1|素材

    使用される素材によって、フラットシューズの印象は大きく変わります。 春夏には、通気性のあるメッシュ素材やキャンバス地など、軽やかで涼しげな素材が人気です。見た目も爽やかで、季節感のあるコーディネートに仕上がります。
    一方で秋冬には、本革やフェイクレザー、スエードといった保温性と高級感のある素材が選ばれやすくなります。
    季節によって履くシューズの素材を使い分けるのもコーディネートのポイントです。

  • 2-2|トゥの形状

    トゥ(つま先)の形は、デザイン性だけでなく、足へのフィット感にも大きく関係します。自分の足の形に合ったトゥを選ぶことは、見た目だけでなく履きやすさにもつながります。
    トゥの形状は主に以下の3タイプがあります。

    • ・ラウンドトゥ
      ラウンドトゥは、つま先が丸みを帯びたデザインで、やさしく女性らしい印象を与えてくれます。
      足の親指が一番長い「エジプト型」の足に合いやすく、圧迫感が少ないため、長時間履いていても疲れにくいのが特徴です。

      ラウンドトゥ
    • ・スクエアトゥ
      スクエアトゥは、先端が四角くカットされたような形状で、クラシカルかつ洗練された雰囲気を演出します。
      指の長さが均等な「スクエア型」の足にフィットしやすく、ビジネスやフォーマルシーンにも自然になじみます。

      スクエアトゥ
    • ・ポインテッドトゥ
      ポインテッドトゥは、つま先がシャープに尖ったデザインで、大人っぽくすっきりとした印象に仕上がります。
      人差し指が長い「ギリシャ型」の足に合いやすく、足元をスマートに見せたいときにもぴったりです。

      ポインテッドトゥ

3. フラットシューズの選び方 Bデザイン・カラー

見た目の印象を左右する「デザイン」と「カラー」は、コーディネート全体のバランスを整えるうえでも重要な要素です。
シーンやスタイルに合わせて選ぶことで、足元からおしゃれを楽しむことができます。

  • 3-1|デザイン

    フラットシューズの印象は、つま先や履き口の形によって大きく変わります。例えば、バレエシューズのように丸みのあるデザインは、やわらかく女性らしい印象を与えるため、フェミニンなコーディネートと好相性です。
    一方で、ポインテッドトゥのようにシャープな形は、きれいめで洗練された装いにマッチし、フォーマルなシーンにも映えます。
    さらに、リボンやフリルといった装飾が施されたタイプは可愛らしい印象に、スタッズや異素材の切り替えがあるデザインはスタイリッシュな印象を演出してくれます。
    自分の普段のスタイルやその日の気分に合わせて、足元の雰囲気を変えられるのもフラットシューズの魅力です。

  • 3-2|カラー

    フラットシューズの色選びは、コーディネートの幅を広げるか、印象的なアクセントにするかで考え方が変わります。
    黒や白、ベージュ、ネイビーといったベーシックカラーは、季節やシーンを問わず使いやすく、仕事や日常のコーディネートにも自然になじみます。どんなアイテムとも合わせやすく、1足持っておくと便利なカラーです。
    一方で、赤やシルバーなどの鮮やかなカラーは、コーディネートの主役や差し色として活躍します。シンプルな服装に取り入れることで、足元から華やかさや個性を加えることができ、全体の印象をぐっと引き締めてくれます。

4. 長時間歩いても痛くないフラットシューズの特徴

フラットシューズは履きやすさが魅力ですが、長時間歩くとなると、足への負担が気になることもあります。
通勤や旅行、立ち仕事が多い方にとっては、見た目だけでなく履き心地の良さも大切なポイントです。

  • 4-1|柔らかめの素材

    靴擦れや圧迫感を防ぐためには、足に優しくなじむ素材を選ぶことが大切です。天然皮革は、履くほどにやわらかくなり、足の形に自然とフィットしてくれるため、快適な履き心地を得られます。
    一方、合成皮革や布製のシューズは軽くて手入れもしやすい反面、素材が硬いと履き始めに違和感を覚えることもあります。購入時には、素材のしなやかさや肌への当たり方を確かめておくと安心です。

  • 4-2|ホールド感のある構造

    歩いているうちに靴が脱げそうになったり、足が中で動いてしまったりすると、それだけで疲労感が増してしまいます。
    足にしっかりフィットする構造のフラットシューズを選ぶことで、歩行時の安定性が大きく変わります。甲の部分を覆うデザインや、ゴムギャザー・ストラップなどで足をホールドできるタイプは、ズレにくく、安心して歩くことができるでしょう。

  • 4-3|衝撃を吸収するデザイン

    ソールが薄いフラットシューズはスタイリッシュな反面、地面からの衝撃を直に感じやすいという面もあります。クッション性のあるインソールが入っている靴であれば、かかとや土踏まずへの負担を和らげることができ、長時間歩いても疲れにくくなります。
    インソールだけでなくアウトソールにも適度な厚みがあり、滑りにくい素材を使用しているフラットシューズを選ぶと、安定感と安全性がさらに高まります。デザインと機能性のバランスを見て選ぶのがポイントです。

5. 快適なフラットシューズは正しい選び方から

フラットシューズ選びでは、靴の種類や素材、トゥの形状、デザイン・カラーといった要素をバランスよく見ることが大切です。
特に長時間歩く場合は、足当たりの柔らかさやホールド感、衝撃吸収性など、履き心地にも注目しましょう。
見た目だけでなく、機能性にもこだわって、自分にぴったりの一足を見つけましょう。