40代女性向け|足に優しいレディース靴のブランド選びのポイントとは
40代となった女性の方の中には、「これまで愛用していたブランドの靴が合わなくなってきてしまった」と感じている方もいるのではないでしょうか。
40代になると、足の形や筋力などに変化が現れはじめ、今まで履いていた靴もすぐ歩き疲れてしまうことが増えてきます。
本記事では、40代になって愛用していたブランド靴が合わなくなった原因や40代になった女性向けのブランド選びのポイントを解説し、靴のタイプごとに見たブランドの傾向もご紹介します。おしゃれと歩きやすさを両立した一足を、一緒に見つけていきましょう。
Contents
1. 40代で愛用していたブランドの靴が合わなくなるのはなぜ?
40代になってこれまで愛用していたブランドの靴が合わなくなる理由には、さまざまな足の変化が挙げられます。
ここでは、今まで履いていた靴が合わなくなる原因となる足の変化について解説します。
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1-1|足の形や筋力などが変化する
年齢が上がると同時に、筋力の低下や骨格が変化することで、足の形は変わってきます。
特に、40代の方になると足裏のアーチが低下して偏平足気味になり、足幅が広くなって今まで履いていた靴のサイズが合わなくなることが多いです。
このため、今までと同じサイズの靴を選ぶと足幅が合わず、窮屈に感じたり靴擦れや外反母趾になったりする可能性も少なくありません。 -
1-2|足のむくみが起きやすい
40代に入ると、今まで以上に足のむくみが起きやすくなります。
これは、女性ホルモンの変化によって自律神経が乱れ、足の血液やリンパの流れが悪くなるからです。加えて、長時間の立ち仕事や座り仕事をしている方や、忙しくてなかなか運動ができていない方などは、特に足がむくみやすくなります。
足がむくむと、足のサイズや形も変わってしまい、特に夕方や仕事終わりになると靴がきつく感じることが多くなります。 -
1-3|歩行時の負担が大きくなる
年を重ねるにつれ歩行時の負担が大きくなることも、今までの靴が合わなくなる原因の一つです。
加齢によって足裏の皮膚の水分や脂肪が減少していき、足裏のクッション性や衝撃吸収力は低下していきます。
このため、歩行時の負担が今までよりも大きくなってしまい、同じ靴を履いていたとしても違和感や痛みを覚えやすくなってしまうのです。
2. 40代女性が靴のブランド選びで後悔しないためのポイント3つ
40代となって足元の変化が生じることで、「今の自分に合う靴」の基準が、これまでと異なってきます。今までと同じ基準で選ぶと、さまざまな足のトラブルを起こしてしまう可能性があります。
ここでは、40代の方向けのブランド選びで、後悔しないためのポイントを解説していきます。
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2-1|足のサイズとワイズが合っているか
足に不調が出やすい40代女性の方は、現在の足のサイズ・ワイズに合った靴を扱うブランドを選ぶことが大切です。 サイズとは足の縦幅、ワイズとは足の親指と小指の付け根の幅を指します。ワイズは、「A」や「4E」などのように表記され、「E」の数が大きいほど幅広になります。
まずは、自分の足のサイズ・ワイズをきちんと計測しておくことが必要です。足のサイズは朝と夕方で変化するため、むくみやすい夕方のサイズを基準にすると良いでしょう。
実際に靴を選ぶ際は、自分の足よりも0.5〜1cm程度余裕があるサイズが理想的です。ワイズは、3Eや4Eといった幅が広めの種類を展開しているブランドを選ぶと、履き心地が高まります。
しかし、同じサイズやワイズでも「甲がキツい」「幅がゆるい」など、各ブランドで着用感が異なることがあります。新しい靴を買う際は、試着をして履き心地や歩きやすさを確かめましょう。ネットでの購入を検討している方は、サイズ感のレビューや返品・交換対応の有無も確認しておくと安心できます。 -
2-2|歩きやすいヒールとソールであるか
歩行の負担が大きくなる女性にとって、歩きやすさもブランドを選ぶうえで重要な判断材料となります。特に、ヒールとソールは歩きやすさに直結するため、よく見ておきましょう。
ヒールの高さは3〜5p程度であると、美脚効果と安定感を両立できます。特に、「つま先とかかとの間の空間がないウェッジヒール」、「チャンキーヒールなど太めのヒール」などは疲れにくく、日常使いに適していると言えます。
ソールは、靴底のクッション性と衝撃吸収性の高いブランドを選ぶことで、歩行時の負担が軽くなります。また、インソールにアーチサポートが付いているなど、歩きやすさに力を入れた設計をしているブランドであれば、外反母趾や靴擦れも防ぐことができるでしょう。 -
2-3|40代向けのデザインを得意としているブランドであるか
おしゃれも楽しむためには、40代の女性が似合う靴のデザインを得意としているかどうかも、ブランド選びにおいて大切となります。
40代になった女性に似合うデザインの一つとして、大人の落ち着きや上品さを感じさせるシンプルなデザインが挙げられます。このようなデザインは、通勤・お出かけ・フォーマルと幅広いシーンに対応でき、どんな服にもなじみやすいため、失敗しにくいでしょう。
ブランドを見るときは、すっきりとしたシルエットを持つきれいめなデザインを中心に探していきましょう。カラーは、グレージュやオーク、アイボリーのような落ち着いたものであると、足元に上品さを表現できます。ビットや小さなチェーンなど控えめな装飾にもこだわれていると、きちんと感も備えられます。
年齢にふさわしい印象を与えたい方は、本革など上質な素材を使っているブランドを選ぶことをおすすめします。上質な素材は美しい光沢や質感を持っており、上品さや高級感を演出します。また、耐久性も高く、適切にケアすれば長い期間使用することもできます。
オン・オフ問わず使えるきちんとした1足を選ぶことで、長く愛用でき、結果的にコストパフォーマンスも高まるでしょう。
3. 靴のタイプごとに見る40代の女性向けブランドの傾向
ここでは、靴のタイプごとに40代女性におすすめとなるブランドの傾向を紹介していきます。
40代の女性と相性が良いデザインや履き心地の特徴についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
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3-1|パンプス
快適さと幅広いビジネスシーンでの活用を重視する方には、パンプスが最適です。上質なパンプスはエレガントで洗練されたデザインが多く、多彩なシーンで活躍します。
近年では、40代の女性の足型に寄り添った商品が展開されており、2Eや3Eといった幅広サイズにも対応したモデルも豊富です。また、足のむくみや疲れを感じやすい方でも、長時間快適に着用ができる工夫を施しているブランドも少なくありません。 -
3-2|フラットシューズ・バレエシューズ
ヒールの負担が少ないフラットシューズやバレエシューズは、仕事や日常生活で長時間の移動や立つ機会が多い方に適しています。シンプルな形状と洗練されたディテールにこだわったブランドのものは、40代の女性が持つ品格をより一層引き立ててくれるでしょう。
足をしっかり包み込む甲深デザインや、クッション性の高いインソールなどが採用されているブランドであれば、歩行時の負担も抑えることができます。足が幅広の方は、柔軟性が高いアッパー素材が使用されているか確認することで、より快適な歩き心地を楽しむことができます。 -
3-3|ローファー
ローファーは40代女性のライフスタイルと相性が良く、多くのブランドが展開しています。大人らしい雰囲気を引き立てるデザインを重視しており、クラシカルなフォルムと控えめなアクセントが施されている傾向があります。
多くの高級ブランドのローファーは高品質なレザーと職人による手作業で作成されており、しなやかで型崩れしにくくなっています。幅広い足の形にフィットした設計に加え、ヒールやソールの高さに変化をつけ、歩きやすさとスタイルアップを両立した設計も増えつつあります。 -
3-4|サンダル・ミュール
家事などの日常生活から旅行やお出かけが多いアクティブな方には、サンダルやミュールなどが向いています。40代の様々な生活シーンに寄り添い、ミニマルなラインや落ち着いたカラーで大人の女性らしい上品さのあるモデルが展開されています。
もちろん、歩きやすさも重視しており、厚底やウェッジソールにより、足への負担を抑える工夫が取り入れられていることもあります。脱げやすいことが課題とされがちなミュールには、最新トレンドのストラップを用いて、ホールド感とファッション性を両立したつくりがされています。 -
3-5|スニーカー
おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えたスニーカーも40代女性に人気であり、あらゆるブランドが取り扱っています。ベーシックなカラーを中心に、上品な印象を与えるデザインがそろえられており、素材の組み合わせによってはカジュアル感と大人の品格をあわせ持ったモデルもあります。
足の形に寄り添った丸みの帯びたトゥや、足のアーチのフィットする設計が採用されている傾向にあり、履きやすさも期待できるでしょう。また、素材や構造の軽量化を追求しているモデルが多く、長時間の着用でも快適に過ごすことができます。
4. 自分にピッタリなブランドシューズで、上品さを演出しよう
40代になった女性が自分に合ったブランドを選ぶには、今の自分の足に合わせたサイズとデザインをポイントにして探すことが大切です。自分にピッタリなブランド靴は、素材の良さもあり、長年にわたって愛用し続けることができます。
現在では、今回紹介したように、多くの靴ブランドが40代向けのデザインと快適性を両立を目指した靴を展開しています。あなたにとって最高の一足を見つけ、毎日をより華やかにしていきましょう。
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