大切な方の結婚式にお呼ばれした60代の女性にとって、靴選びはとても悩ましいものです。フォーマルな場にふさわしいマナーを守りながら、品のあるおしゃれを楽しみたいですよね。
しかし、長時間の立ち姿や移動を考えると、「ヒールで疲れないか」「足が痛くならないか」と心配になる方も多いでしょう。
この記事では、結婚式にふさわしい靴の基本マナーに加え、疲れにくく快適な選び方を詳しく解説します。
結婚式のようなお祝いの場では、その場にふさわしい装いが求められます。特に、足元は意外と目につきやすく、靴ひとつで全体の印象が大きく変わることもあります。
まずは、押さえておきたい結婚式での靴の基本マナーをご紹介します。当日を安心して迎えられるよう、大切なポイントを一緒に確認しましょう。
結婚式では、お祝いの場にふさわしい、きちんとした装いが基本です。そのため、カジュアルすぎる靴や縁起が良くないとされるものは避けましょう。
具体的には、つま先やかかとが見えるオープントゥやミュール、サンダルは結婚式にふさわしくありません。また、ブーツやスニーカーはもちろん、ヒョウ柄やヘビ柄などのアニマル柄、ファー素材も殺生を連想させるためNGとされています。
素材やデザインにも気を配り、品のある足元を意識することが、大人の女性ならではの心遣いです。
ご両親や親族など、ゲストを迎える立場の方には、一般のゲストよりも格式のある装いが求められます。靴も、より落ち着きと品のあるデザインを選ぶことが大切です。
色はブラックやネイビー、ベージュなど落ち着いたトーンを基本に、ドレスや着物の色に合わせると安心です。過度にきらびやかな装飾は避け、上質な素材で上品さを表現しましょう。
主役はあくまで新郎新婦。そのことを意識しながら、控えめでありながらも気品を感じさせる一足を選ぶことが、何より大切です。
結婚式は受付や移動、親族への挨拶などで、長時間立ちっぱなし・歩きっぱなしになることが少なくありません。エレガントな見た目はもちろん、最後まで笑顔で過ごせる履き心地を重視することが、60代のゲストにとって何より大切です。
ここでは、快適に過ごすための靴選びの条件と、当日までにできる準備についてご紹介します。
フォーマル感を保ちながら快適さを確保するなら、ヒールの高さは3〜5センチ程度が理想です。この高さなら、膝下をすっきり見せつつ、体への負担を抑えることができます。
ヒールの形は、ピンヒールのように細いものよりも、安定感のある太めのヒールがおすすめです。接地面が広いので、歩行時のぐらつきを防ぎ、慣れない会場でも安心です。
ただし、ウェッジソールはカジュアルな印象を与える可能性があるため、親しい友人のみのパーティーなどを除き、格式のある結婚式や親族として出席する際は避けた方が無難です。
年齢とともに足の形は変化し、外反母趾や幅広の悩みを持つ方も増えます。そのため、足幅(ワイズ)にゆとりがあり、締め付けの少ないデザインを選びましょう。
特に、つま先には十分なスペースが必要です。指先が圧迫されにくいラウンドトゥやスクエアトゥがおすすめ。さらに、柔らかな天然皮革や足なじみの良い素材を選ぶと、むくみにも対応し、長時間でも快適に過ごせます。
快適さを左右するのは、購入前の試し履きです。足がむくみやすい夕方に、当日と同じストッキングを履いて試すのがポイントです。店内を歩き、フィット感をしっかり確認しましょう。
さらに、購入後のひと工夫で快適さは大きく変わります。インソールをプラスしたり、靴擦れ防止テープを事前に貼ったりすることで、当日のトラブルを防げます。こうした準備が、結婚式を笑顔で過ごすための鍵です。
靴選びでは、マナーや履き心地と同じくらい大切なのが、全体のコーディネートです。ドレスや小物と調和することで、上品で洗練された印象が生まれます。
ここでは、お手持ちのドレスやバッグと合わせて、さらに素敵に見せるためのコツをご紹介します。
まずは、フォーマルな場にふさわしい素材を選びましょう。サテンやレースといった上品な素材に、パールなど控えめな装飾をプラスすると華やかさが出ます。
次に、ドレスとの色合わせです。ダークカラーのドレスにはシルバーやゴールドを合わせると、足元が明るくなります。淡い色のドレスなら、同系色でまとめると品のある印象になるでしょう。
さらに、靴とバッグの色味をそろえると、全体の統一感が高まり、より洗練された装いになります。
コーディネートの完成度を上げるポイントは、靴とバッグ、アクセサリーの統一感です。
もっとも簡単な方法は、靴とバッグの色や素材を合わせること。たとえば、シャンパンゴールドの靴に同系色のバッグを選べば、全体にまとまりが出ます。完全に同じ色でなくても、トーンをそろえるだけで洗練度がアップします。
さらに、アクセサリーとのリンクも効果的です。ネックレスやイヤリングがゴールドなら、靴の装飾もゴールドに、シルバー系ならシルバーで統一すると、上級感のあるコーディネートが完成します。
これまでお伝えしたポイントを踏まえ、60代の女性ゲストにおすすめの靴を3つのタイプに分けてご紹介します。
上品さと快適さを兼ね備えた「パンプス」「安定感のあるヒール」「フォーマルなフラットシューズ」について、それぞれの特徴と選び方を見ていきましょう。
パンプスは、フォーマルシーンで最も定番で間違いのない選択です。
つま先が丸いラウンドトゥや、角のあるスクエアトゥは、指先を圧迫しにくく、長時間履いても疲れにくいのが特徴です。
素材はサテンやレースなど、ドレスに合わせた上品なものを選びましょう。
ヒールの高さは3〜5センチ程度、太めで安定感のあるヒールなら美しさと歩きやすさを両立できます。
一足持っておくと、さまざまなフォーマルな場で活躍する、頼れる存在です。
「ヒール」といっても形はさまざまですが、結婚式では特に安定感を重視したデザインがおすすめです。
接地面が広いチャンキーヒールやウェッジヒールなら、体重をしっかり支えてくれる安心感があります。
さらに、足首や甲を固定するストラップ付きのデザインを選ぶと、靴と足の一体感が増し、歩きやすさが格段に向上するでしょう。
細いピンヒールに不安がある方でも、こうした安定感のあるヒールなら、無理なくスタイルアップが叶います。
ヒールが苦手な方や、当日の移動が多い方には、フラットシューズもおすすめです。一般的には3センチ以上のヒールが基本とされていますが、60代の方は歩きやすさを優先してフラットシューズを選ぶことも適切です。
ただし、カジュアルすぎるものはNGですので、フォーマルな場にふさわしいデザインを選びましょう。
例えば、光沢感のあるエナメル素材や、華やかなビジュー付きデザイン、つま先がシャープに見えるポインテッドトゥなどは、フラットながら上品でエレガントな印象を与えます。何より、足への負担も少ないため、式の最初から最後まで快適に過ごせるのが最大の魅力です。
結婚式という特別な一日を輝かせる仕上げは、足元から始まります。60代の女性にふさわしいフォーマルなマナーを守りつつ、デザインの美しさと履きやすさを兼ね備えた靴を選ぶことが大切です。足に合った一足を見つければ、当日を不安なく過ごし、心からの笑顔でお祝いできるでしょう。
この記事が、あなたにとって最高の一足を見つける手助けとなり、素晴らしい一日を過ごされることを心から願っています。
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